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ムンプスワクチン関連髄膜炎の報告(Lancet 1989;ii:1,015-6)後,この項目が小児科サーベイランスに加えられた。1990年2月以降,ワクチン接種6週以内の髄膜炎が30例報告され,うち10例がワクチン関連例とみられた。すべて完全治癒した。
1988年10月MMRワクチン導入後,3疾患の報告数はいずれもめだって減少中で,1989年は麻疹が26,222例(今までの最低数),ムンプス20,173例,風疹24,570例であった。最近の高接種率(1990年8月,88%)が保たれればさらに減少が期待される。
(CDR,90/45,3&4,1990)
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