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Vol.12 (1991/1[131])

<外国情報>
HIV−1 EIAおよびWB評価プログラム−米国


CDCは陽性および陰性パネルサンプルを配布し,感度(陽性報告/陽性サンプル数),特異性(陰性報告/陰性サンプル数),および総合評価(一致率)について各検査室の成績の評価を行っている。1988/89年に米国内外約1,400の検査室が本プログラムに参加した。本報告は1988年5月と1989年8月に752検査室が参加した成績の要約である。EIAはスクリーニングに用いられているため感度が重要であり,一方,WBは特異性が要求される。

1988年はEIAとして26サンプル(陽性18,陰性8)が配布された。結果は感度99.7%(6,545/6,566),特異性98.5%(3,004/3,051),一致率99.3%(9,549/9,617)であった。WB用としては27サンプル(陽性19,陰性8)が配布された。結果は感度99.3%(1,345/1,355),特異性91.6%(306/334),一致率97.8%(1,651/1,689)であった。1989年の調査ではWBの特異性が97.8%(364/372)に上昇した他は同様の成績であった。

(CDC,MMWR,39,No.22,380,1990)






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