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Vol.12 (1991/4[134])

<外国情報>
インフルエンザ−イングランド/ウェールズ


1991年2月初めから発生が増加,一般定点からの報告が10万人口対18から45に上昇,インフルエンザ様疾患報告も65から101となった。学童のインフルエンザ様疾患はやや早く,1月半ば1,000対2.8がその後の2週は12.2と12.9となった。呼吸器疾患の死亡超過はわずかである。1990年40週〜1991年6週のウイルス分離39例,抗体価上昇65例,単一血清高抗体価診断181例はすべてB型であった。A型の感染報告はまだない。明らかに増加したとはいえ,インフルエンザ発生はきわめて低い。インフルエンザ様疾患として報告される中に,幼児ではRS感染,年長児,成人ではマイコプラズマ感染が含まれている事実が指摘されている。

(CDR,1,No.7,31,1991)

3月初めには一般定点からの報告が14/10万に低下した。A(H1N1)1株以外は全部B型感染である。

(CDR,1,No.11,49,1991)






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