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1981〜90年の10年間に二枚貝が原因の食中毒として107事例,3,500人以上が報告された。事例の内訳はカキが75,cockles(トリガイ)は12,mussels(イガイ)4,混合摂食16であった,病因は2事例が病原菌(カンピロバクター1,赤痢菌1),ウイルスが27(肝炎ウイルス6,SRSV21),78は不明だが,症状および潜伏時間はウイルス胃腸炎に一致する。1991年については現在までに3事例報告があり,2事例はカキ,1事例はcocklesとmusselsの混合摂食によるものである。
(CDR,1,No.13,57,1991)
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