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全インド協力口蹄疫(FMD)疫学研究プロジェクトでこの期間中に120の集発が報告された。
106集発から検査材料が集められた。58がO型,11がA22型,10がC型,2がアジア型だった。23検体はウイルス分離陰性,2検体の分離株はcross-reactive strainだった。年間を通して報告があるが,ピークは6,7月である。雨や洪水が急速なウイルス散布をもたらすのだろう。牛が感染の中心で,ブタ単独流行,または2種以上の種(牛,水牛,ブタ,山羊)間の流行もみられた。120集発中,32はFMD多価ワクチン接種後の牛にみられたことが注目される。
(Virus Information Exchange Newsletter,8,bR,128,1991)
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