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1973〜89年に四川のLuzhou Medical College附属病院で82例の狂犬病が診断された。臨床診断71例,検査室診断7例,剖検4例であった。男性45,女性37例,26例が子供。農村地域65例,市内15例。80例は犬,2例は猫による感染。78例について潜伏期は19〜912日(平均81.4日),発症から死亡までは3〜11日(平均5.1日),傷の場所が頭か頸部付近だと5週以内に発症,下肢だと13週以上であった。暴露後に完全な治療を受けたのは1人だけで,3人は不完全な治療を受けていた。大部分は暴露後に適切な治療を受ければ防げたはずである。
(Virus Information Exchange Newsletter,8,bR,121,1991)
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