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Vol.13 (1992/3[145])

<外国情報>
A型肝炎の集発−英国


 1990年初め,同一地域で6週以内にA型肝炎の多発がみられ,調査の結果,14患者(子供8,成人6)と10不顕性例(子供9人,成人1)が,血清または唾液検査(IgM抗体検出)によって確認された。上記地域の患児は異なる6校に通学。成人は小学校教師1名以外は流行後半の発症なので子供からの感染とみられた。初発は近隣町の子供で,発症25日前に教会で行われたチェストーナメントに参加,この参加者から6人の不顕性例がみつかった。唾液検査で感受性とわかった接触者には免疫グロブリンが投与された。

(CDR,2,bq2,R17,1992)






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