Vol.13 (1992/4[146])
ベネズエラで初めてデングウイルス3型が1患者の血液から分離され,これによって,ベネズエラにデングウイルスの4種の血清型のすべてが存在することになった。異なる型に引き続いて感染するとデング出血熱を起こすから,各地ですでに報告されている出血熱の局地的発生の原因となっている可能性がある。2型と共存した流行であり,このように2つ以上の型の同時流行は1989〜90年の状況と似ている。 (WHO,WER,67,bS,24,1992)