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1978〜87年のパナマ全域からの収集血清のサーベイにおいて,西パナマChanguinola市のGuaymi族(山岳地域に住むインディアン)の9%(28/291)がHTLV抗体陽性,確認検査(PCRまたは型特異ペプチド血清反応)ですべてHTLV-U陽性だった。しかし,同市の他の部族およびパナマの他の地区では極めて低率だった。その後の調査で,陽性者は7歳以下で0%,年齢と共に増加し,30歳以上が最も多く15%だった。輸血,ワクチン,注射,入れ墨とは関連しなかった。HTLV-Uは今のところ病気との関連が認められない。Gorgas Memorial Laboratory,NIHおよびCDCがパイロット調査を実施中。
(CDC,MMWR,41,12,209,1992)
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