Vol.14 (1993/7[161])
1993年4月1日,オックスフォードのカレッジで行われた会議に参加した120人のグループが昼食後,インフルエンザ様症状に加え,嘔吐,下痢,めまい等の症状を呈し,2人が入院した。潜伏期は48〜72時間であり,症状は2日程度持続した。1名の患者便から小型球形ウイルスが検出されたが,細菌は検出されなかった。料理人の1人が会議の2日前にインフルエンザ様の症状を呈していた。 (CDSC,CDR,3,No.16,69,1993)