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1992年,シンガポールでは8,005例のSTDが報告され,42.9%が淋病,20.5%が非淋菌性尿道炎,10.5%が梅毒で,その他陰部ヘルペス,尖圭コンジローム,軟性下疳,カンジダ症,トリコモナス症等が26.1%を占めた。過去10年間,STDは1980年の10万当たり1,013例から1991年の212例まで減少したが,1992年には252例と増加した。これは報告状況が改善したためで,特に売春婦のクラミジアスクリーニングを開始した影響が大きい。淋病におけるPPNGの割合はほぼ一定で,1992年は35%であった。
(Shingapore ENB,19,11,61,1993)
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