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1.平成6年9月1日〜10月末日までの間に,医師から各都道府県知事および指定都市市長に報告されたHIV感染者等は患者22名,感染者45名の計67名であった。患者および感染者67名の内訳は,
(1) 感染原因別では,異性間性的接触31名,同性間性的接触13名,静注薬物濫用1名,その他・不明22名であった。
(2) 性別では,男性42名,女性25名であった。
(3) 年齢区分別では20歳未満1名,20歳代30名,30歳代18名,40歳代11名,50歳以上7名であった。
(4) 国籍別では,日本人44名,外国人23名であった。
(5) 感染地域別では,国内28名,海外19名,不明20名であった。
2.今回は,患者・感染者67名のうち,報告の31名が異性間性的接触によるものであった。このうち,日本人の報告は,男性15名,女性5名の計20名であり,感染場所は国内10名,海外7名,不明3名であった。
3.外国人の女性は18名であり,大部分が東南アジア地域の女性であった。
4.今回17名の死亡報告があり,「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は500名となった。
厚生省エイズ結核感染症課
表.HIV感染者情報(平成6年9月1日〜10月末日)
エイズ患者等の届け出状況(平成6年10月末現在)
(参考)凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
都道府県別HIV感染者数(患者を含む)
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