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CDCによると,1994年7月〜9月にかけて,カリフォルニア,ハワイ,ミシガン,ニューヨーク,南ダコタでA(H3N2)型,ネバダでA(H1N1)型,テキサスでB型ウイルスが散発的に分離されている。それぞれ1994/95シーズンのワクチン株であるA/山東/09/93(H3N2),A/テキサス/36/91(H1N1),B/パナマ/45/90の類似株であった。11月に入ってからは,ニューメキシコおよびニューヨークでA型が確認されている。今シーズンの流行の立上がりは,早かった昨シーズンと異なり平年並みである。
(CDC,MMWR,43,No.46,848,1994)
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