HOME 目次 記事一覧 索引 操作方法 上へ 前へ 次へ

Vol.16 (1995/2[180])

<国内情報>
日本のHIV感染者等の状況(平成6年12月末日)


平成6年1月31日



エイズサーベイランス委員会の結果報告について



 1. 平成6年11月1日〜12月末日までの間に,医師から各都道府県知事および指定都市市長に報告されたHIV感染者等は患者22名,感染者47名の計69名であった。患者および感染者69名の内訳は,

(1)感染原因別では,異性間性的接触31名,同姓間性的接触18名,母子感染2名,その他・不明18名であった。

(2)性別では,男性49名,女性20名であった。

(3)年齢区分別では20歳未満2名,20歳代23名,30歳代21名,40歳代15名,50歳以上8名

であった。

(4)国籍別では,日本人40名,外国人29名であった。

(5)感染地域別では,国内27名,海外21名,不明21名であった。

 2. 今回は,患者・感染者69名のうち,報告の31名が異性間性的接触によるものであった。このうち,日本人の報告は,男性11名,女性6名の計17名であり,感染場所は国内8名,海外8名,不明1名であった。

 3. 外国人の女性は13名であり,大部分が東南アジア地域の女性であった。

 4. 今回9名の死亡報告があり,「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告(27名)と合わせて累積死亡報告数は536名となった。



厚生省エイズ結核感染症課


HIV感染者情報(平成6年11月1日〜12月末日)
エイズ患者等の届け出状況(平成6年12月末現在)
(参考)凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
都道府県別HIV感染者数(患者を含む)





前へ 次へ
copyright
IASR