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発生動向総覧
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1類感染症: | 報告なし | ||||||
2類感染症: | 細菌性赤痢11例(推定感染地域:国内1例、インド7例、ネパール1例、メキシコ1例.疑似症1例) 腸チフス1例(推定感染地域:インド) パラチフス1例(推定感染地域:ネパール) |
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3類感染症: | 腸管出血性大腸菌感染症症7例(うち有症者6例) 血清型・毒素型:O25 VT2(1例)、O91 VT1(1例)、O157 VT1・VT2( 4例)、その他(1例) |
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4類感染症: | A型肝炎7例(推定感染地域:国内3例、メキシコ1例、フィリピン1例、パキスタン1例、エジプト1例) つつが虫病1例(福島県) マラリア1例(熱帯熱.推定感染地域:ギニア) レジオネラ症4例(30代1例、50代1例、70代2例) |
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5類感染症: |
破傷風2例(ともに60代) バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:VanB_菌検出検体:便) (補)他に、報告遅れとしてE型肝炎1例(推定感染地域:国内、推定感染源:豚レバー)の報告があった。 |
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は減少が続いている。都道府県別では高知県(6.5)、北海道(5.8)、新潟県(5.6)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症は、40都道府県から243例の報告があり、報告数は増加した。年齢別では、1歳以下の報告数が全体の約77%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では島根県(1.6)、岐阜県(1.4)、福井県(1.2)、鹿児島県(1.2)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第11週以降、減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では新潟県(4.6)、鳥取県(4.0)、北海道(3.0)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第11週以降、減少が続いている。都道府県別では宮崎県(16.3)、高知県(12.3)、大分県(11.4)が多い。水痘の定点当たり報告数は横ばいであり、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では佐賀県(5.8)、宮崎県(4.5)、沖縄県(4.1)が多い。手足口病の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では岐阜県(0.46)、愛知県(0.33)、徳島県(0.30)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では青森県(1.2)、鳥取県(1.1)、山梨県(1.0)、熊本県(1.0)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では山梨県(0.17)、栃木県(0.13)、徳島県(0.09)が多い。風しんの定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では福井県(0.09)、鳥取県(0.05)、岩手県(0.03)、香川県(0.03)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では秋田県(0.31)、山口県(0.31)、熊本県(0.28)が多い。麻しんの定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では岐阜県(0.04)、滋賀県(0.03)、沖縄県(0.03)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では鹿児島県(5.0)、長野県(4.7)、沖縄県(3.9)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では愛媛県(2.0)、大阪府(1.8)、佐賀県(1.3)が多い。
*今週は該当記事はありません。
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