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発生動向総覧
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1類感染症: | 報告なし | ||||||||||
2類感染症: | 結核 154例 | ||||||||||
3類感染症: | 細菌性赤痢12例
(感染地域:埼玉県8例*、インド2例、スリランカ1例、パキスタン1例) *第15週と同一の知的障害児施設における集団発生 腸管出血性大腸菌感染症15例(うち有症者7例、HUSなし)
腸チフス1例(感染地域:ミャンマー) パラチフス1例(感染地域:インド) |
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4類感染症: | E型肝炎1例(感染地域:北海道.感染源:焼肉) A型肝炎2例(感染地域:東京都1例、インド1例) デング熱3例(感染地域:すべてインドネシア)
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5類感染症: |
(補)他に梅毒1例の報告があったが削除予定。また報告遅れとして、細菌性赤痢1例(感染地域:ブルキナファソ)、デング熱1例(感染地域:インドネシア)、急性脳炎3例〔A型インフルエンザウイルス1例(10代)、単純ヘルペスウイルス1例(0歳)、病原体不明1例(5歳)〕などの報告があった。 |
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000カ所)、眼科定点(約600カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ::定点当たり報告数は第12週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では秋田県(19.2)、岩手県(18.1)、青森県(16.1)、沖縄県(15.9)、宮崎県(12.9)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症は286例の報告があり、報告数は減少した。年齢別では、1歳以下の報告数が全体の約74%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では島根県(1.1)、佐賀県(0.74)、青森県(0.69)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では富山県(5.9)、北海道(4.0)、鳥取県(3.7)、新潟県(3.7)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では福井県(18.3)、宮崎県(15.0)、大分県(14.7)、鳥取県(13.2)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では宮崎県(5.2)、鹿児島県(3.5)、沖縄県(3.4)が多い。手足口病の定点当たり報告数は微増した。都道府県別では熊本県(1.5)、佐賀県(1.3)、鹿児島県(1.1)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では富山県(3.1)、石川県(3.0)、北海道(2.2)、長野県(1.6)が多い。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では徳島県(0.19)、栃木県(0.17)、千葉県(0.08)が多い。風しんの報告数は増加した。都道府県別では神奈川県4例、埼玉県、千葉県から各2例、宮城県、秋田県、茨城県、兵庫県から各1例の報告であった。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別では岩手県(0.33)、島根県(0.30)、熊本県(0.29)、が多い。麻しんの報告数は71例であり、第13週以降増加が続いている。都道府県別では東京都、埼玉県各14例、千葉県11例、神奈川県10例、栃木県、鹿児島県各4例、大阪府3例、宮城県、茨城県、愛知県、兵庫県各2例、奈良県、岡山県、香川県から各1例の報告があった。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では秋田県(1.5)、三重県(1.3)、高知県(1.2)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では沖縄県(3.9)、岡山県(2.6)、群馬県(2.1)が多い。成人麻しんの報告数は39例と2週連続で増加した。東京都12例、長野県6例、埼玉県5例、神奈川県、新潟県各3例、群馬県2例、山形県、福島県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、大阪府、広島県から各1例の報告があった。
◆ 麻しん
→ 麻しんの流行がみられたため、速報として公開しました。記事へ
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