| |||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発生動向総覧
※2008年1月からの省令改正に伴い、疾病の追加および並び順を一部変更しました 〈第18週コメント〉 5月8日集計分 |
1類感染症: | 報告なし | ||||||||||||||||||
2類感染症: | 結核 249例 | ||||||||||||||||||
3類感染症: | コレラ1例(感染地域:千葉県) 細菌性赤痢5例(感染地域:秋田県1例、カンボジア1例、インドネシア1例、インド1例、バヌアツ1例) 腸管出血性大腸菌感染症25例(有症者22例、HUS 1例)
|
||||||||||||||||||
4類感染症: |
つつが虫病2例(感染地域:鳥取県1例、山口県1例)
|
||||||||||||||||||
5類感染症: |
梅毒10例(早期顕症I期1例、早期顕症II期3例、晩期顕症1例、無症候5例) 破傷風2例〔年齢群:50代(1例)、70代(1例)〕
(補)他に2008年第17週までに診断されたものの報告遅れとして、細菌性赤痢1例(感染地域:インド)、腸チフス1例(感染地域:インド)、E型肝炎1例(感染地域:東京都.感染源:豚レバー)、Q熱1例(感染地域:神奈川県.感染源:野良猫)、デング熱1例(感染地域:マレーシア)、日本紅斑熱1例(感染地域:高知県)、ライム病1例(感染地域:福岡県)、レジオネラ症1例〔感染地域:宮城県(温泉)〕、急性脳炎1例〔病原体不明(28歳)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔40代(1例)、80代(1例)〕、バンコマイシン耐性腸球菌感染症3例(VanA 1例_菌検出検体:尿、遺伝子型:VanC 2例_菌検出検体:血液1例、創面1例)、風しん5例〔検査診断例2例、臨床診断例3例.感染地域:東京都2例、北海道1例、大阪府1例、福岡県1例.年齢群:4歳(1例)、6歳(1例)、7歳(1例)、15〜19歳(1例)、25〜29歳(1例)〕などの報告があった。 |
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000カ所)、眼科定点(約600カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(5.76)、佐賀県(1.74)、福島県(0.85)、新潟県(0.85)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症は170例の報告があり、報告数は第14週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では長崎県(1.16)、石川県(0.93)、福井県(0.91)、大阪府(0.91)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では鳥取県(4.2)、富山県(3.8)、新潟県(3.4)、山口県(3.4)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では福井県(13.8)、山形県(12.1)、徳島県(11.5)が多い。水痘の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では沖縄県(4.0)、佐賀県(2.8)、高知県(2.7)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第15週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では宮崎県(4.36)、長崎県(1.82)、鹿児島県(1.77)、鳥取県(1.58)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では新潟県(0.78)、大分県(0.78)、岩手県(0.68)が多い。百日咳の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では広島県(0.28)、愛媛県(0.22)、秋田県(0.20)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第15週以降増加が続いている。都道府県別では熊本県(1.56)、山口県(1.18)、大分県(1.00)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では佐賀県(1.74)、宮崎県(1.58)、群馬県(1.53)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では沖縄県(3.43)、福島県(3.00)、群馬県(2.25)が多い。
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
*感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症: | 報告なし | ||||||||||||||||||||
2類感染症: | 結核159例 | ||||||||||||||||||||
3類感染症: | 細菌性赤痢1例(感染地域:インド) 腸管出血性大腸菌感染症24例(有症者17例、HUSなし)
|
||||||||||||||||||||
4類感染症: | A型肝炎2例(感染地域:鹿児島県1例、フィリピン1例) つつが虫病2例(感染地域:福島県1例、鹿児島県1例) デング熱1例(デング出血熱)(感染地域:シンガポール)
|
||||||||||||||||||||
5類感染症: |
破傷風3例〔年齢群:50代(1例)、70代(1例)、80代(1例)〕 バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:VanC_菌検出検体:血液)
(補)他に2008年第18週までに診断されたものの報告遅れとして、細菌性赤痢1例(感染地域:インド/ネパール)、パラチフス1例(感染地域:インド)、日本紅斑熱1例(感染地域:鹿児島県)、急性脳炎2例〔単純ヘルペスウイルス1例(1歳)、病原体不明1例(0歳)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例(70代)、風しん3例〔検査診断例1例、臨床診断例2例.感染地域:埼玉県1例、神奈川県1例、愛知県1例.年齢群:20〜24歳(1例)、25〜29歳(1例)、50代(1例)〕などの報告があった。 |
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000カ所)、眼科定点(約600カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(3.86)、富山県(0.48)、福島県(0.38)、福岡県(0.33)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症は123例の報告があり、報告数は第14週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では大分県(1.22)、大阪府(0.80)、宮崎県(0.80)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では新潟県(2.92)、山形県(2.90)、鳥取県(2.79)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では福井県(12.0)、滋賀県(10.4)、大分県(8.6)が多い。水痘の定点当たり報告数は16週以降増加が続いている。都道府県別では沖縄県(4.0)、高知県(3.2)、宮崎県(3.2)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第15週以降増加が続いている。都道府県別では宮崎県(4.8)、長崎県(2.3)、鹿児島県(1.9)、山口県(1.1)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では大分県(0.67)、岡山県(0.44)、新潟県(0.43)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では広島県(0.32)、愛媛県(0.24)、千葉県(0.13)、新潟県(0.13)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別では熊本県(1.31)、大分県(1.08)、山口県(0.88)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では佐賀県(2.65)、岐阜県(1.62)、宮崎県(1.49)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福島県(3.00)、沖縄県(2.43)、青森県(2.00)が多い。
Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved. |