| |||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発生動向総覧
|
1類感染症: | 報告なし | ||||||||||||||||||
2類感染症: | 結核261例 | ||||||||||||||||||
3類感染症: | 細菌性赤痢3例(感染地域:中国2例、カンボジア1例) 腸管出血性大腸菌感染症59例(有症者38例、HUS 1例)
|
||||||||||||||||||
4類感染症: | A型肝炎1例(感染地域:カンボジア) つつが虫病1例(感染地域:長崎県) デング熱2例(感染地域:タイ1例、シンガポール1例) 日本紅斑熱5例(感染地域:熊本県2例、宮崎県2例、和歌山県1例)
|
||||||||||||||||||
5類感染症: |
破傷風1例(年齢群:80代)
(補)また、2008年第38週までに診断されたものの報告遅れとして、コレラ1例(感染地域:インド/ネパール)、細菌性赤痢2例(感染地域:インド2例)、腸チフス1例(感染地域:インドネシア)、日本紅斑熱1例(感染地域:鹿児島県)、マラリア1例(熱帯熱_感染地域:スーダン)、ライム病1例(感染地域:神奈川県)、レプトスピラ症1例(感染地域:東京都.感染原因:不明)、急性脳炎2例〔病原体不明2例(0歳1例、2歳1例)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔50代(1例.死亡)、70代(1例)〕、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:VanC_菌検出検体:胆汁)、風しん1例(検査診断例.感染地域:京都府.年齢群:20〜24歳)などの報告があった。 |
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患によ
り小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000カ所)、眼科定点(約600カ所)、基
幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は増加した。都道府県別では沖縄県(0.34)、香川県(0.06)、千葉県(0.05)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症は1,182例の報告があり、報告数は増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約75%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第35週以降減少が続いている。都道府県別では宮崎県(1.03)、鹿児島県(0.69)、新潟県(0.67)、大分県(0.67)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では鳥取県(2.74)、埼玉県(1.54)、千葉県(1.46)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では大分県(5.4)、富山県(4.7)、宮崎県(4.5)、が多い。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では宮崎県(1.33)、山形県(1.03)、群馬県(0.89)、広島県(0.89)が多い。手足口病の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では新潟県(4.3)、熊本県(3.7)、北海道(2.2)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は第36週以降減少が続いている。都道府県別では鳥取県(0.16)、岐阜県(0.13)、山形県(0.10)が多い。百日咳の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では新潟県(0.20)、長野県(0.13)、秋田県(0.09)、千葉県(0.09)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では山形県(1.77)、北海道(1.54)、新潟県(1.51)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では宮崎県(1.94)、高知県(1.93)、佐賀県(1.35)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では福島県(1.86)、沖縄県(1.29)、埼玉県(1.00)が多い。
Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved. |