発生動向総覧
〈第23週コメント〉 6月16日集計分
◆全数報告の感染症
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
*感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症: |
報告なし |
2類感染症: |
結核 307例 |
3類感染症: |
細菌性赤痢4例
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菌種:S.flexneri(B群)1例_感染地域:インドネシア
菌種:S.sonnei(D群)3例_感染地域:東京都1例、滋賀県1例、インド1例
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腸管出血性大腸菌感染症174例(有症者104例、うちHUS 2例) |
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感染地域:国内172例、韓国2例
国内の感染地域:三重県90例*、福岡県27例**、大阪府8例、埼玉県7例、愛知県5例、奈良県4例、東京都3例、鹿児島県3例、福島県2例、千葉県2例、新潟県2例、静岡県2例、島根県2例、宮崎県2例、群馬県1例、神奈川県1例、富山県1例、岐阜県1例、滋賀県1例、和歌山県1例、広島県1例、香川県1例、不明5例
**全例が第22週から続く三重県の複数の学校(中学・高校)におけるO157 VT2の集団感染
**うち20例が保育園におけるO157 VT2の集団感染
年齢群:0歳(1例)、1歳(10例)、2歳(10例)、3歳(5例)、4歳(4例)、6歳(2例)、7歳(1例)、8歳(1例)、10代(101例)、20代(11例)、30代(8例)、40代(3例)、50代(7例)、60代(6例)、70代(3例)、80代(1例)
血清型・毒素型:O157 VT2(122例)、O157 VT1・VT2(19例)、O121 VT2(9例)、O26 VT1(6例)、O145 VT2(5例)、O26 VT不明(3例)、O91 VT1(2例)、O25 VT不明(1例)、O103 VT1(1例)、O111 VT1・VT2(1例)、O111 VT1(1例)、O157 VT不明(1例)、O165 VT2(1例)、その他・不明(2例)
累積報告数:779例(有症者469例、うちHUS 18例.死亡1例)
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腸チフス1例(感染地域:インド)
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4類感染症: |
A型肝炎2例
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感染地域:大阪府1例、フィリピン1例
累積報告数:231例〔劇症肝炎6例_年齢群:40代(1例)、50代(3例)、60代(2例.うち死亡1例)〕
*第22、23週の当該週の報告数は、それぞれ5例、2例であった。
第10〜23週の累積報告数は200例(劇症肝炎5例、うち死亡1例)となり、都道府県別では、福岡県26例、東京都25例、広島県23例、兵庫県15例、埼玉県12例の順に多い。
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つつが虫病8例
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感染地域:青森県2例、福島県2例、新潟県2例、宮城県1例、秋田県1例
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デング熱1例(感染地域:マレーシア)
日本紅斑熱2例(感染地域:愛媛県2例)
レジオネラ症10例(肺炎型9例、無症状病原体保有者1例)
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感染地域:石川県2例(うち温泉1例)、秋田県1例、福島県1例、神奈川県1例、福岡県1例、大分県1例(温泉)、国内(都道府県不明)3例(うち温泉1例)
年齢群:50代(2例)、60代(3例)、70代(2例)、80代(2例)、90代(1例)
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レプトスピラ症1例(感染地域:東京都_感染源:ドブネズミ)
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5類感染症: |
アメーバ赤痢9例(腸管アメーバ症6例、腸管外アメーバ症2例、腸管及び腸管外アメーバ症1例) |
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感染地域:愛知県1例、兵庫県1例、佐賀県1例、国内(都道府県不明)3例、中国1例、インド1例、モーリシャス1例
感染経路:経口感染5例、性的接触2例(異性間1例、異性間/同性間1例)、その他2例
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ウイルス性肝炎2例
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B型2例_感染経路:性的接触2例(異性間2例)
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急性脳炎1例(単純ヘルペス_年齢群:60代)
クリプトスポリジウム症1例(感染地域:北海道)
クロイツフェルト・ヤコブ病6例 |
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孤発性プリオン病古典型4例、遺伝性プリオン病ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病1例、遺伝性プリオン病家族性1例
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劇症型溶血性レンサ球菌感染症4例 |
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年齢群:30代(1例)、60代(1例)、70代(1例)、80代(1例)
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後天性免疫不全症候群23例(AIDS 6例、無症候14例、その他3例) |
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感染地域:国内18例、インドネシア1例、国内・国外不明4例
感染経路:性的接触18例(異性間4例、同性間12例、異性間/同性間1例、異性・同性間不明1例)、性的接触(同性間)/静注薬物使用1例、不明4例
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ジアルジア症1例(感染地域:インド)
梅毒8例(早期顕症II期1例、晩期顕症1例、無症候6例)
破傷風1例(年齢群:80代)
バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例
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遺伝子型:不明_菌検出検体:血液
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風しん2例(検査診断例2例)
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感染地域:広島県1例、国内(都道府県不明)1例
年齢群:20〜24歳(1例)、25〜29歳(1例)
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麻しん11例〔麻しん(検査診断例3例、臨床診断例4例)、修飾麻しん(検査診断例4例)〕
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感染地域:国内10例、中国1例
国内の感染地域:埼玉県2例、東京都2例、神奈川県1例、静岡県1例、滋賀県1例、京都府1例、国内(都道府県不明)2例
年齢群:0歳(1例)、1歳(3例)、2歳(1例)、3歳(1例)、20〜24歳(1例)、25〜29歳(1例)、30〜34歳(1例)、35〜39歳(1例)、40代(1例)
累積報告数:240例〔麻しん(検査診断例91例、臨床診断例77例)、修飾麻しん(検査診断例72例)〕
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(補)他に2010年第22週までに診断されたものの報告遅れとして、腸チフス1例(感染地域:フィリピン)、E型肝炎1例〔感染地域(感染源):北海道(鳥レバー)〕、エキノコックス症3例(多包条虫3例_感染地域:北海道3例)、急性脳炎1例〔病原体不明(2歳)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例(60代)、風しん1例(検査診断例.感染地域:千葉県.年齢群:5〜9歳)などの報告があった。
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◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ: 定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山口県(0.69)、熊本県(0.34)、沖縄県(0.33)、福井県(0.31)、岐阜県(0.23)、福島県(0.16)、三重県(0.14)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は227例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約70%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では佐賀県(1.30)、広島県(1.07)、石川県(0.93)、富山県(0.90)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では山形県(4.4)、石川県(4.1)、埼玉県(3.6)、山口県(3.5)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では大分県(11.0)、長野県(10.4)、福島県(9.9)が多い。水痘の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では新潟県(5.6)、福井県(5.2)、佐賀県(4.3)が多い。手足口病の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では山口県(8.9)、宮崎県(5.8)、高知県(5.2)、愛媛県(5.0)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福井県(1.55)、三重県(1.40)、長崎県(1.39)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では栃木県(0.38)、東京都(0.24)、沖縄県(0.21)、千葉県(0.20)、神奈川県(0.17)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では宮崎県(3.97)、徳島県(3.08)、秋田県(2.63)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では和歌山県(3.26)、石川県(2.66)、宮崎県(2.36)、福島県(2.15)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では埼玉県(3.56)、福島県(2.86)、青森県(2.33)が多い。
〈5月コメント〉
◆性感染症について 2010年6月11日集計分 性感染症定点数:955
(産婦人科・産科・婦人科:460、泌尿器科:395、皮膚科87、性病科13)
●月別推移
2010年5月の月別定点当たり患者報告数は、性器クラミジア感染症が2.20(男1.09、女1.11)、性器ヘルペスウイルス感染症が0.72(男0.28、女0.44)、尖圭コンジローマが0.46(男0.30、女0.17)、淋菌感染症が0.84(男0.69、女0.15)であった。男性では性器クラミジア感染症、次いで淋菌感染症が多く、女性では性器クラミジア感染症、次いで性器ヘルペスウイルス感染症が多かった(図1)。
前月に比べると、男性では、性器クラミジア感染症で増加、性器ヘルペスウイルス感染症で減少、尖圭コンジローマで増加、淋菌感染症で微増した。女性では、性器クラミジア感染症で減少、性器ヘルペスウイルス感染症で減少、尖圭コンジローマで減少、淋菌感染症で横ばいであった(24〜27ページ「グラフ総覧」参照)。過去5年間の同時期と比較すると、男性では性器ヘルペスウイルス感染症でやや少なかった。女性では尖圭コンジローマでかなり少なく、性器クラミジア感染症と淋菌感染症でやや少なかった(図2)。
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図1. 各性感染症が総報告数に占める割合(5月) |
●男女別・年齢階級別
年齢群別(0歳、1〜4歳、5〜69歳は5歳毎、および70歳以上)でみた定点当たり報告数のピークは、男性では、性器クラミジア感染症は25〜29歳の年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症は25〜39歳の3つの年齢群、尖圭コンジローマは30〜34歳の年齢群、淋菌感染症は25〜29歳の年齢群であった。女性では、性器クラミジア感染症は20〜24歳の年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症は20〜29歳の2つの年齢群、尖圭コンジローマは20〜24歳の年齢群、淋菌感染症は20〜29歳の2つの年齢群であった(図3:PDF参照)。男女ともに4疾患すべてで15〜19歳の年齢群の報告があり、男性では性器クラミジア感染症、淋菌感染症で、女性では4疾患すべてで10〜14歳の年齢群の報告があった。また、性器クラミジア感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症の3疾患は、男性では60代以上は僅かであり、女性では50代以上の報告はないか、あっても僅かである。しかし、性器ヘルペスウイルス感染症は男女ともに、50代以降の報告も少なくない。この年齢層は再発例が含まれている可能性が以前から指摘されており、2006年4月の届出基準改正により、抗体のみ陽性のものの除外に加えて「明らかな再発例は除外する」ことが明示された。しかし、報告数や年齢群分布において明らかな変化は見られておらず、この基準変更の周知徹底が必要と考える。
年齢群毎にみた定点当たり報告数の男女の比較では、性器クラミジア感染症では15〜29歳の3つの年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症では15〜34歳、40〜44歳、60〜64歳、70歳以上の7つの年齢群、尖圭コンジローマでは20〜24歳の年齢群という比較的低い年齢層を中心に女性が男性よりも多かった。淋菌感染症ではすべての年齢群で男性が女性よりも多かった。ただし、性感染症定点は泌尿器科系、婦人科系および皮膚科系などの診療科から構成されており、男女の比較についてはそれらの比率の影響を受ける可能性がある。
●若年齢層での推移
感染症法が施行された1999年4月以降について、若年層(15〜29歳)における各疾患の定点当たり報告数を男女別・月別に図4(PDF参照)に示した。性器クラミジア感染症は男女ともに2003年以降減少傾向がみられる。性器ヘルペスウイルス感染症は、男性では2007年以降、女性では2006年以降微減傾向がみられたが、男性では2009年以降ほぼ横ばいで、女性では2010年に入り微増傾向がみられる。尖圭コンジローマは男女共に2006年以降微減傾向がみられる。淋菌感染症は、男性では2003年以降減少傾向がみられたが2010年に入り微増傾向がみられ、女性では2004年以降微減傾向がみられたが2007年以降は横ばいで推移している。前月との比較では、男性では性器クラミジア感染症で増加、性器ヘルペスウイルス感染症で減少、尖圭コンジローマで増加、淋菌感染症で増加であった。女性では性器クラミジア感染症で減少、性器ヘルペスウイルス感染症で減少、尖圭コンジローマで減少、淋菌感染症で増加であった。
◆薬剤耐性菌について (6月11集計分)
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基幹定点数(5月):466.
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●月別
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症
4.29(前月:4.24、前年同月:3.76)
定点当たり報告数は、例年年間を通じてほぼ一定である。5月は前月よりやや増加し、過去10年間の同月との比較では最も多かった。
ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)感染症
1.39(前月:1.03、前年同月:1.16)
定点当たり報告数は、例年春から初夏にかけて(4〜6月)と冬(11、12月)に多く、夏(7〜9月)に少なく推移している。5月は前月より増加し、過去10年間の同月との比較では上位に属した。
薬剤耐性緑膿菌感染症
0.10(前月:0.06、前年同月:0.05)
定点当たり報告数は、例年後半が前半に比して多い傾向がある。5月は前月より増加し、過去10年間の同月との比較では中位に属した。
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●年齢階級別
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MRSA感染症
高齢者に多く、70歳以上が全体の66%を占めている(図1:PDF参照)
PRSP感染症
小児と高齢者に多い。5歳未満が全体の64%を占める一方、70歳以上が全体の19%を占めている(図2:PDF参照)。
薬剤耐性緑膿菌感染症
高齢者に多く、70歳以上が全体の49%を占めている(図3:PDF参照)
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●性別:女性を1 として算出した男/女比
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MRSA感染症…男:女=1.6:1
PRSP感染症…男:女=1.1:1
薬剤耐性緑膿菌感染症…男:女=1.8:1
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●都道府県別
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MRSA感染症
定点当たり報告数は沖縄県(11.1)、福島県(10.3)、滋賀県(9.1)が多い。
PRSP感染症
定点当たり報告数は東京都(3.7)、福井県(3.7)、新潟県(3.4)が多い。
薬剤耐性緑膿菌感染症
報告総数が47件にとどまるため、都道府県別定点当たり報告数の評価は困難である。
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