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発生動向総覧
〈第35週コメント〉 9月7日集計分
◆全数報告の感染症
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
*感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症: |
報告なし |
2類感染症: |
結核 398例 |
3類感染症: |
細菌性赤痢24例
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菌種:S. sonne(D群)24例_感染地域:福島県5例*、山形県3例*、福岡県3例、神奈川県2例*、宮城県1例*、千葉県1例、愛知県1例、沖縄県1例、国内(都道府県不明)1例、中国2例、インドネシア1例、ベトナム1例、バングラデシュ1例、インド1例
* 同系列の外食チェーン店舗で起きた食中毒の患者を含む
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腸管出血性大腸菌感染症117例(有症者81例、うちHUS 3例、死亡1例) |
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感染地域:国内115例、韓国1例、中国1例
国内の多い感染地域:岩手県11例、東京都7例、大分県7例*、福岡県6例、鹿児島県6例、宮城県5例、岐阜県5例、京都府5例、兵庫県4例
* 飲食店で起きた食中毒の患者を含む
年齢群:0歳(2例)、1歳(7例)、2歳(5例)、3歳(5例)、4歳(7例)、5歳(2例)、6歳(6例)、7歳(6例)、8歳(4例)、9歳(1例)、10代(6例)、20代(10例)、30代(15例)、40代(9例)、50代(9例)、60代(8例)、70代(7例)、80代(8例)
血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(44例)、O26 VT1(24例)、O157 VT2(11例)、O26 VT1・VT2(5例)、O157 VT不明(5例)、O103 VT1(4例)、O121 VT2(4例)、O157 VT1(4例)、O55 VT1(3例)、O145 VT1(2例)、O111 VT2(1例)、O127a VT1(1例)、O145 VT1・VT2(1例)、O145 VT2(1例)、その他・不明(7例)
累積報告数:2,799例(有症者1,953例、うちHUS 83例.死亡13例)
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パラチフス1例(感染地域:インド)
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4類感染症: |
E型肝炎2例
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感染地域:埼玉県1例_感染源:不明
静岡県1例_感染源:不明
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A型肝炎1例(感染地域:インド)
つつが虫病2例(感染地域:山形県1例、兵庫県1例)
デング熱2例(感染地域:タイ1例、フィリピン1例)
日本紅斑熱3例(感染地域:広島県2例、熊本県1例)
マラリア2例
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三日熱2例_感染地域:東ティモール1例、東南アジア(国不明)1例
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レジオネラ症22例(肺炎型22例)
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感染地域:富山県3例(うち1例温泉)、埼玉県2例、福井県2例(うち1例温泉)、福島県1例、東京都1例、新潟県1例(温泉)、長野県1例、岐阜県1例、兵庫県1例(温泉)、和歌山県1例、島根県1例、岡山県1例、山口県1例、長崎県1例、鹿児島県1例、国内(都道府県不明)3例(うち2例温泉)
年齢群:30代(1例)、40代(1例)、50代(9例)、60代(5例)、70代(4例)、80代(2例)
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レプトスピラ症1例(感染地域:沖縄県_感染源:河川)
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5類感染症: |
アメーバ赤痢12例(腸管アメーバ症9例、腸管外アメーバ症2例、腸管及び腸管外アメーバ症1例) |
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感染地域:東京都2例、三重県1例、岡山県1例、山口県1例、国内(都道府県不明)7例
感染経路:性的接触4例(異性間2例、同性間1例、異性間・同性間不明1例)、その他・不明8例
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クリプトスポリジウム症1例(感染地域:三重県)
クロイツフェルト・ヤコブ病2例 |
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孤発性プリオン病古典型1例
遺伝性プリオン病家族性1例
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劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例〔年齢群:90代(死亡)〕
後天性免疫不全症候群18例(AIDS 7例、無症候10例、その他1例) |
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感染地域:国内17例、国内・国外不明1例
感染経路:性的接触14例(異性間2例、同性間12例)、不明4例
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ジアルジア症1例(感染地域:兵庫県)
梅毒13例(早期顕症I期3例、早期顕症II期3例、晩期顕性1例、無症候6例)
破傷風2例〔年齢群:30代(1例)、70代(1例)〕
バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:不明_菌検出検体:血液)
風しん7例(検査診断例6例、臨床診断例1例) |
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感染地域:福岡県3例、愛知県1例、国内(都道府県不明)3例
年齢群:0歳(1例)、15〜19歳(1例)、20〜24歳(1例)、25〜29歳(1例)、30〜34歳(1例)、35〜39歳(1例)、40代(1例)
累積報告数:313例(検査診断例243例、臨床診断例70例)
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麻しん4例〔麻しん(検査診断例1例、臨床診断例2例)、修飾麻しん(検査診断例1例)〕
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感染地域:国内4例
国内の感染地域:東京都3例、千葉県1例
年齢群:3歳(1例)、20〜24歳(1例)、35〜39歳(2例)
累積報告数:394例〔麻しん(検査診断例185例、臨床診断例116例)、修飾麻しん(検査診断例93例)〕
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(補)2011年第34週までに診断されたものの報告遅れとして、細菌性赤痢1例〔菌種:S. sonnei(D群)_感染地域:宮城県〕、腸チフス1例(感染地域:長崎県)、E型肝炎1例(感染地域:東京都_感染源:ラム肉)、デング熱2例(うち1例デング出血熱.感染地域:カンボジア1例、フィリピン1例)、日本紅斑熱2例(感染地域:千葉県1例、徳島県1例)、レジオネラ症1例〔感染地域:長野県(温泉)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔40代(1例)、70代(1例.死亡)〕、バンコマイシン耐性腸球菌感染症2例(遺伝子型:VanC 2例_菌検出検体:血液1例、胆汁1例)などの報告があった。
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◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ: 定点当たり報告数は微増した。都道府県別では沖縄県(0.48)、茨城県(0.03)、鳥取県(0.03)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,242例と第30週以降増加が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第29週以降減少が続いている。都道府県別では群馬県(1.05)、山梨県(1.04)、長野県(0.83)、宮崎県(0.83)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では福井県(1.82)、大分県(1.33)、北海道(1.27)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では福井県(5.8)、大分県(5.6)、宮崎県(4.4)が多い。水痘の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では福井県(1.45)、宮崎県(1.14)、島根県(1.13)が多い。手足口病の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では秋田県(16.2)、青森県(12.9)、山形県(10.8)、岩手県(10.3)、宮城県(10.0)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は微減したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別では徳島県(1.17)、宮崎県(1.11)、福島県(1.04)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では広島県(0.14)、沖縄県(0.12)、奈良県(0.11)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では新潟県(12.1)、山形県(10.0)、長野県(6.5)、秋田県(5.8)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別では愛媛県(2.08)、佐賀県(1.83)、宮崎県(1.67)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では大阪府(3.40)、岡山県(3.20)、青森県(2.50)が多い。
注目すべき感染症
◆ 細菌性赤痢 (2011年9月7日現在)
2011年の細菌性赤痢は、診断第1〜35週までの累積報告数が175例で、感染地域別では国外87例、国内86例、不明2例である。原因菌の菌種内訳は、Shigella sonnei が133例で最も多く、次いでS. flexneri 31例、S. boydii 9例、菌種不明2例である。S. sonnei は国内感染で75例、国外感染で57例と、感染地域別のいずれにおいても最も多い菌種である。
診断週別S. sonnei 感染者報告数は、第8〜9週に国内での集団発生(福岡県の幼稚園)により一時的に増加したことを除くと、各週5例以下の報告がほとんどであった(図)。しかし、第34週に国内の同系列外食チェーン店舗利用者で食中毒が発生したため、国内感染例が19例と急増し、第35週も18例が報告された。
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図.細菌性赤痢S. sonnei 感染者の週別・感染地域別発生状況(2011年第1〜35週) |
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第34〜35週の国内感染37例は、東北地方を中心として11都県から報告されており、内訳は福島県10例、山形県9例、宮城県3例、神奈川県3例、福岡県3例、青森県2例、茨城県2例、東京都2例、千葉県1例、石川県1例、愛知県1例である。男性15例、女性22例で、年齢中央値は31歳(2〜82歳)である。福島県、山形県、宮城県、神奈川県、青森県からの報告例では、いずれも同系列の外食チェーン店舗を利用していることが明らかとなっている。当該店舗利用者については、S. sonnei に汚染された食品を介した広域感染の可能性が高いが、当該店舗との関連性がないまたは不明の感染者が他にも多数見られている。現在行われている菌株の分子疫学解析(MLVA法)では、上述の外食チェーン店舗に関連した症例に共通してみられるMLVAパターン以外に、複数のMLVAパターンも認められている。その中には自治体を越えて共通するパターンを示しているものもあり、異なった集団感染事例が同時期に起きている可能性も考えられる。そのため、S. sonnei 感染例に対する、喫食歴および食材の遡り調査、ならびに菌の分子疫学的解析等の積極的な疫学調査が引き続き必要である。
* 食中毒:食品衛生法に基づいて届出されたもの
◆ RSウイルス感染症
RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、病原体であるRSウイルスが感染者の鼻汁、喀痰などから接触感染、あるいは飛沫感染により伝播する呼吸器感染症である。年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスの初感染を受けるとされているが、終生免疫は獲得されない。乳幼児期においては非常に重要な疾患であり、特に生後数週間〜数カ月間の時期においては母体からの移行抗体が存在するにもかかわらず、下気道の炎症を中心とした重篤な症状を引き起こす。乳幼児の肺炎の原因の約50%、細気管支炎の50〜90%を占めるとの報告もある。また、低出生体重児や、心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全が存在する場合には重症化のリスクは高く、臨床上、公衆衛生上のインパクトは大きい。合併症として注意すべきものには無呼吸、ADH分泌異常症候群、急性脳症等がある(IASR 2008年10月号http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/344/tpc344-j.html 参照)。
RSウイルス感染によって引き起こされた気管支炎、細気管支炎、肺炎に対しては適切な輸液、気道分泌物の機械的な除去、去痰剤の投与、適切な体位、ヘッドボックスなどを用いて加湿された酸素の投与などの対症療法が基本となる。呼吸不全が進行する重症例においては、人工換気の適応となるが、数日で離脱できることが多い。予防方法としては、遺伝子組み換え技術を用いて作成された単クローン抗体製剤(Palivizumab:パリビズマブ)が2001年1月に認可されており、早産児や慢性肺疾患を持つ小児などのハイリスク児に対しては、流行前から流行期の間、1カ月毎に予防的な投与が考慮される。
RSウイルスの主な感染経路は飛沫感染と接触感染であるが、感染力が強く、また再感染例等で典型的な症状を呈さずにRSウイルス感染と気付かれない軽症例も存在することから、家族間の感染や乳幼児の集団生活施設等での流行を効果的に抑制することは困難であるといわれている(出展:Mandell, Douglas, and Bennett's Principales and Practice of Infectious Diseases 7th edition)。小児の集団生活施設で流行している場合は、RSウイルス感染症と診断された有症状者を隔離(欠席を含む)することに加えて、(1)飛沫感染対策としてはマスクを着用するなどして咳エチケットに努める、(2)接触感染対策としては手洗いもしくは速乾性刷式アルコール製剤による手指消毒剤による手指衛生を励行する、等を職員も含めて全員が実行すべきである。
RSウイルス感染症の発生動向については、感染症法改正(2003年11月5日施行)により対象疾患となり、全国約3,000の小児科定点医療機関から毎週報告がなされている。診断は臨床症状のみでは不可能であることから、届出基準としてウイルスの分離・同定、迅速診断キットによる抗原検出、血清抗体検出(中和反応または補体結合反応)による病原検査が必須とされている。しかし、臨床現場で最も簡便な迅速診断キット検査については、保険適用が3歳未満の入院症例に限定されていたので、当初より届出されていない例もかなり多いと考えられていた。その後2006年4月からは、保険適用の年齢制限は撤廃されたが、依然として入院例のみが対象であり、小児科定点医療機関の70%以上を占める病院以外の一般医療機関では診断に至らずに報告されていない症例が少なくないと推察される。このような理由から、発生動向調査によるRSウイルス感染症の報告数は、国内の現状を正確に反映しているとは必ずしも言えない面もあるが、ここ数年その報告数は増加傾向にあり、また最近では外来診療の際にもRSウイルスの迅速抗原検査を実施する小児科医が多くなってきているとの指摘もある。
RSウイルス感染症の小児科定点医療機関からの報告数は、例年冬期にピークが見られ、夏期は報告数が少ない状態が継続しているが、2011年は第25週から増加傾向となっている。第35週の患者報告数は1,242例と2004年以降の同時期の報告数としてはこれまでで最も多い(図1)。都道府県別の報告数をみると、大阪府(173)、宮崎県(171)、東京都(93)、福岡県(92)、香川県(62)の順であり、32都道府県で前週よりも増加が見られている(図2)。
2011年第1〜35週の累積報告数(32,152)の年齢群別割合をみると、0歳児42.4%(0〜5カ月19.8%、6〜11カ月22.6%)、1歳児32.1%、2歳児13.5%、3歳児6.4%、4歳児3.0%の順であり、2歳以下で全報告数の85%以上を、4歳以下で全報告数の95%前後を占めているのは、2004年以降変わっていない(図3)。
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図1. RSウイルス感染症の年別・週別発生状況(2003年第45週〜2011年第35週) |
図2. RSウイルス感染症の都道府県別報告数の推移(2011年第33〜35週) |
図3. RSウイルス感染症の年別・年齢群別割合(2004年〜2011年第35週) |
2011年のRSウイルス感染症の報告数は、例年であれば低い水準で推移する夏期より増加傾向が認められており、2004年以降の同時期の報告数としては最多である状態が継続している。今後秋期から冬期にかけて更に報告数が増加するものと予想される。RSウイルス感染症は、その重篤性や合併症から特に乳幼児において極めて重要な感染症であり、今後の同疾患の報告数の推移については注意深い観察が必要である。
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