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報告書第1号はこのようになりましたが、様式や印刷方法については現在なお模索中です。
報告票収集を開始して生じた矛盾や問合せ事項を含めて「記入の手びき追補」を配布しますので参照して下さい。
追加・変更・問題点等主なものは次の通りです。
T.書式3の検査材料取扱状況および病原菌検出状況の記載方法について
1検体について多種類の検査を行った場合、検査数をどのように集計するかについて検討が不十分であったので混乱を生じました。このことについてはいろいろな考え方、例えば検体数に検査項目を乗じた数と理解する場合や、或は搬入検体数そのものと理解する場合があります。検査の規模を知るのにどちらを利用するのがよいかについては簡単に結論をだしにくいが、全国的な統一がとりやすいという意味で、実行委員会の説明を一部訂正し、次のようにとりきめたいと思います。
1.検体材料取扱数は検査項目数にかかわりなく搬入された検体実数とする。
2.食品および環境材料については病原菌検出を目的とした検査の検体実数のみを計上する。監視事業としての水質および食品検査(例えば書式3の斜線をひいた項目のみを対象として行った検査)の検体数は検査材料取扱件数に含めない。
3.菌株だけを同定のために受けた場合も検査材料取扱件数に計上する。
4.病原菌検出の報告のみを受けた場合にはそれも計上し、それに伴う検体数も検査材料取扱件数に含めるよう努力されたい。但し、このことに関しては保健所における検査のみにとどめ、私立の検査機関に委託したものは含めない。
5.Vibrio choleraeの生物型(アジア型或はエルトール型)および血清型(イナバ型およびオガワ型)の区別については記載する必要はない。
U.チフス菌検出数の報告について
チフス菌検出の場合、従来通り厚生省へ報告を提出すると共に、病原菌検出状況報告書書式3のチフス記入欄にも検出数を記入して下さい。
(上記TおよびUについてすでに報告された1980年1月又は2月の報告数を訂正又は追加する必要がある場合は、訂正又は追加報告を送付して下さい。)
V.ウィルス関係追加コード
Unknown(未同定ウィルス) 10000
InfluenzaH1N未同定 12000
〃 H2N未同定 12020
〃 H3N未同定 12030
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InfluenzaH11N未同定 12110
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