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WHOインフルエンザセンターの研究によると南アフリカ,オーストラリア,ブラジルなど南半球での冬の流行株はA/Texas/1/77(H3N2)及びA/Bangkok/1/79(H3N2)の双方に対する抗血清に同程度に反応する型が多いということである。(WHO W.E.R. No.33,34,8月15日及び8月22日)同じタイプのインフルエンザウイルスがアリゾナの養老院で7月第2及び第3週に流行し,収容者38/82,職員22/62の罹患率を示し,3人死亡した。患者及び屍体から上記のウイルスがとれた。夏期の旅行及び死亡は珍しく注目すべきである。
(WHO W.E.R.,No.30,7月25日)
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