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Vol.2 (1981/1[011])

<外国情報>
1978−79年の米国における麻疹の年令分布


1978年7月から79年10月にかけ63の予防接種プロジェクト地区中24より届出麻疹の詳しい報告が集まった。その14地区の年令別発生数を分析すると,最大数の発生は12〜15才で,11才以下では1才が最高であった。2才以下を月令別にみると生後6月未満3名,6月以上では12月が最高,12〜14月の発生数は48で全体の3.3%に当たる。このデータもワクチンによる麻疹年令分布の変化を示している。1979年度全米届出数の57%は10才以上であった。また,1〜2才階級では前半に患者が多く,15月以上で減少しているのもワクチンの影響である。

(MMWR,29,No.43,Oct.31,1980)






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