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Vol.3 (1982/3[025])

<外国情報>
サルモネラサーベイランス(フライドチキン製造施設からの収去試験)


 カナダAlberta州のCalgary市で,1980年のはじめの3ヶ月に実施された調査で,サンプルは出荷容器にたまった液体(241サンプル)と生肉を油揚げする直前,それをたたく際にしみでる液分(62サンプル)であった。その他生肉そのものが7サンプル,由来不明の4液性サンプルであった。それらサンプルの90%は同一の施設のものであり,液性サンプルの53.1%から,そして生肉の66.6%からサルモネラが分離された。

 表1はそれら分離された株の血清型頻度であり,表2はCalgary市に住み鶏肉摂取と関係ありそうな患者から由来した株の血清型頻度である。

(WHO,WER,51/52,Dec; 1981)



表1.液分ならびに生肉からの分離株の血清型頻度
表2.ヒトのサルモネラ症





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