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Vol.3 (1982/10[032])

<外国情報>
英国の風疹サーベイランス


近年の流行は1978/79年でその前2年間は発生が極めて少なかった。1982年は中等度の流行がおこっている。患者発生数と実験室診断報告はよく相関しているが,流行時に実験室報告がよりめだって増加する傾向がみられる。

1971〜81年に664例がCRSまたはその疑いと診断された。患者発生とCRS数は密接に関連し,1973年が最高で89例,77年は最低で16例,1978,79年に再び増えて43および62例である。11年間の平均で,CRS児の母親の24%が風疹症状あるいは接触の自覚がない。第1児の場合が平均38%,出生児体重が正常児以下の者はほぼ50%である。

(CDR,82/36)









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