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Vol.5 (1984/4[050])

<外国情報>
ヒトのサルモネラ症,1982年


 英国スコットランド:ヒトのサルモネラ症からの分離株数は2621であり,うち1286がS. typhimuriumであり,大部分の家族内,あるいは集団発生の原因菌となっている。次にS. enteritidisが279株,S. virchowが259株,S. saintpaulが240株であった。今までスコットランドでは分離されたことのなかった血清型として,S. napoliとS. venezianaがあり,計57の血清型が同定された。

(WHO,WER,59,bV,47,1984)

 米国:1982年,36,705株が人体由来株としてCDCに報告された。S. typhimuriumが34.2%,S. enteritidisが8.9%,S. heidelbergが7.0%,S. newportが5.8%,S. infantisが3.2%,S. agonaが3.0%,S. montevideoが2.3%,S. saintpaulが2.1%,S. thompsonが1.8%,S. oranienburgが1.6%,以上が上位の10血清型であった。

(WHO,WER,59,bT,32,1984)






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