Vol.6 (1985/11[069])
インフルエンザは南半球では4月〜9月,熱帯ではしばしば1年中みられる。したがってこの地域のサーベイランスが,その後の北半球の流行ウイルスを示唆することが多い。本年3月以降これら地域のウイルスの動きをみると,A(H3N2)がしばしば流行し,次いでB型で,A(H1N1)はほとんど散発例である。 (WHO,WER,60,No.28〜No.41,1985) インフルエンザの発生報告1985年3月〜9月