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Vol.9 (1988/11[105])

<外国情報>
ポリオサーベイランスとワクチン有効性−インド


1982〜1987年の調査報告。患者確認にはEntero Virus Research Centerの衛生担当官が主要4病院を毎週訪問した。さらに,ボンベイの主なリハビリセンターでの確認例を追加した。発生数は年間990〜1,268(10万あたり9.8〜13.0,1949年以来ほとんど一定)。1歳未満43%,1〜2歳39%,2〜3歳12%,3歳以上6%,ボンベイにおける1歳未満のワクチン投与量から計算した3回接種率は40〜45%,予防接種有効率は77〜84%。プロジェクト調査成績では接種率63〜73%(多分個人接種が含まれるからだろう),有効率は93〜94%であった。調査成績は,経口ワクチンは有効であり,また,ボンベイでは大部分の麻痺疾患がポリオであることを示している。

(WHO,WER,63,No.33,1988)






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