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1967年の生ワクチン導入,さらに1977年の勧告以来着実に減少し,1985年(2,982例)は1968年から98%減少を示した。1986,87年は上昇(7,790,12,848)したが,1988年は減少傾向(暫定4,730)である。
1987年最も多い年齢は5〜14歳(55.2%)だが,15歳以上が38.3%に増加(67〜71年は8.3%),患者ピークが5〜9歳から10〜14歳に移行した。大学や職場でも流行がみられる。法例によって入学時免疫証明を要求していない州がこれを要求している州と比べてはるかに発生率が高い(10万あたり11.5:1.1)。高年齢の罹患はワクチン抗体の低下ではなく,未接種によるものである。
(CDC,MMWR,38,bV,1989)
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