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1988年12月末,1,600人以上が報告された。500はモントリオールからで,このうち199は4月中に発生,67%が5〜19歳で,このうちの58%はワクチン接種者だった。モントリオールの小・中学生28.5万中約5万がワクチン未接種だったため,約3万人がワクチン接種された。ケベックでは80年代の初めからワクチン接種を奨めた結果,1〜4歳の接種率は95%以上とみられるが,学童は低い。米国ACIPは,1956年以降に生まれた15ヵ月以上の者はすべて麻しん免疫を確認すること,および1956年以降の出生者で外国へ行くものは過去の接種に関係なく,麻疹ワクチンの1回接種をすすめている。
(CDC,MMWR,38,18,1989)
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