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Vol.11 (1990/5[123])

<外国情報>
インフルエンザ,1989/90−米国


 WHO協力インフルエンザセンターが受け付けた検査材料およびウイルス陽性数は,11月25日で終わる週の2/565(0.4%)から,12月16日の週には63/1,081(5.8%)に増加,さらに2月初めまで週平均分離陽性が467/2,021(23%)となった。2月24日までの分離総数2,785,うちA(H3N2)は2,760,B型8,A(H1N1)は17。国内分離株はいずれもワクチン類似型である。150定点医師の診療数における週間インフル様患者総数は,11月4.2%,12月最終数に最高の8.9%となり,1月8.0%,2月は6.5%に低下した。121市の肺炎/インフルエンザ死亡は1月初めに流行限度を越え,2月初めの週のピーク以降3月3日まで高レベルが続いている。

(CDC,MMWR,39,No.10,1990)






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