Vol.11 (1990/10[128])
1980〜89年のイングランド/ウェールズ/アイルランドの検査成績では,大部分が3型で,毎夏6〜7月がピークとなる。1,2型はずっと少ない。近年は分離よりも直接蛍光抗体法や他の抗原検出法による診断が増加している。血清診断も少数報告された。感染は乳幼児が大部分で,3型は1歳以下が半数以上を占めた。上気道感染が最も多く,下気道感染/肺炎の報告は少なかった。 (CDR,90/30,1990) 図