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Vol.12 (1991/3[133])

<外国情報>
インフルエンザ菌感染の予防−英国


英国での髄膜炎および菌血症からのb型インフルエンザ菌(Hib)分離報告数は,1983年の869から1989年には1,259に増加した。Hibの保菌者は6歳以下の約1%と推定され,特に25〜36ヵ月の小児の鼻咽喉での保菌率が高い。家族内2次感染率(30日以内)は年齢で異なり,<2歳:3.3%,2〜3歳:1.4%,4〜5歳:0.06%,≧6歳:0%と推定される。2次感染予防にはリファンピシンが有効で,20mg/kg/日,4日間の投薬で95%の除菌効果があった。

(CDR,Review No.1,R2,1991)






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