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Vol.12 (1991/8[138])

<外国情報>
シンガポールの輸入マラリア,1990


1990年のマラリア患者は216例(前年は203),すべて輸入例である。P. vivax感染が62.0%,P. falciparum 33.8%,両者の混合が3.7%,P. malariaeが0.5%。falciparumマラリアによる死亡が3例報告された。年間を通して報告され,ピークは6月である。25〜34歳と35〜44歳が罹患率が高く,男女比は3.6:1。感染場所は東南アジア63.0%,インド亜大陸30.6%,89.8%が入国4週以内に発病,残りは5〜30週の発病で,再発vivaxマラリアだった。

(Singapore ENB,17,No.6,31,1991)






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