Vol.12 (1991/12[142])
米国では1988年中にウイルス性肝炎が56,773例(23.10/10万)報告された。A型50%,B型41%,非A非B型5%,型不明4%である。米国ではA型肝炎はほぼ7〜10年おきに全国的流行がみられた。1971年のピーク後減少し,1980年代半ばからまた徐々に上昇傾向が続いている。患者年齢は20〜29歳が最も多い。10歳以下は1980年よりも増加している。 (WHO,WER,66,No.43,317,1991,based on Hepatitis Surveillance Report No.53,Dec. 1990, U.S. CDC) Fig.1 Incidence of viral hepatitis, by year, United States of America, 1952-1988