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プエルトリコSan Juan Laboratoryの報告である。1991年1〜6月,プエルトリコのデング患者血清1,970検体(前年の25%減)中30%が検査室診断でデングと確認された。感染が否定されたのは15%,他は回復期血清が得られないため未確定。患者発生は全島的で,分離ウイルスは2型33株,4型18株,1型9株。患者年齢は1〜87歳,確認例の2/3は30歳以下だった。
バージン諸島から1990年に339(前年の23%増)の患者検体が提出され,37%が検査室診断で感染を確認,14%は否定,他は未確認。患者発生は9月に増加,ピークは11月。2ヵ月齢から78歳までだが20〜29歳が57%。分離ウイルスは22株中2型が19株(前2年は44/58が1型だった)。
ドミニカ共和国から1991年1〜6月に104検体が提出され,11のみに最近の感染が確認された。
(CAREC Surveillance Report 18,bP,4,1992)
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