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Vol.13 (1992/7[149])

<外国情報>
出血性大腸菌O157−英国


 1992年3月下旬トレント地区の老人ホームで5名の出血性大腸炎患者が発生し,3名からE. coli O157が分離された。入院した2名の患者はいずれも死亡した。調査の結果,血性下痢を主徴とした初発患者はホーム外で感染し,残りの患者はホーム内でヒトを介して感染したと推察された。4月初め防疫に関する通知が出され,その後の患者発生はみられていない。

(CDR,2,17,73,1992)






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