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Vol.13 (1992/9[151])

<外国情報>
HIV検査陰性CD4+リンパ球減少症−米国


 1989年以来,これに該当する21例が報告されている。これに続く5例についてCDCが前号(MMWR,41,30,p. 541)で発表したところ,8月5日までにさらに9例が報告された。すべての例が,CDC,CD4+リンパ球減少症の判定規準のうち,HIV陽性を除く3項目に合致している。本報は最近報告の14例の要約である。

 14例は10州に住み,疾患の発症は1985〜1992年である。31〜70歳(中間値48歳),男8人,4人はリスク因子があった。AIDS関連症状が8人(1人死亡),6人は他の疾患である。13人は生存。HIV抗体測定以外に7人で他の検査(PCR5例,HIV培養3例,HIV p24Ag検出6例)が実施され,いずれも陰性であった。本症例の疫学的,検査室的調査が開始され,サーベイランスシステムが組織された。本年8月14日CDCにおいて学術会議が開催される予定である。

(CDC,MMWR,41,31,565,1992)






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