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過去に流行からのE型肝炎ウイルス(HEV)の検出は北インド,エジプト,メキシコ,バングラデシュ,ビルマおよびパキスタンで報告されている。シンガポールでHEVサーベイを実施した。ロンドンWHOウイルス協力センターとの協同で,非A非B非C肝炎患者(成人女性)急性期便材料25例中3(12%)に,PCRによってHEVゲノムが検出された。また,Gene Laboratory,USAとDiagnostic Biotechnology,Singaporeの協力で,リコンビナントHEV抗原(2エピトープを含む)を用いた抗HEV IgG検出EIAを実施し,肝硬変患者6/50(12%),肝癌20/80(25%),脂肪肝13/79(16%),健常成人3/87(3.4%)が陽性だった。さらに地域的に調査中である。
(Singapore,ENB,18,bW,45,1992)
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