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Vol.13 (1992/11[153])

<外国情報>
ライム病に関する意識調査,1992−米国・コネチカット


 スピロヘータBorrelia burgdorferiでおこるLyme病(LD)は米国で最も多いダニ媒介性疾病である。ワクチンがないから対策は教育(ダニに咬まれない,早期診断/治療)にたよるほかない。米国は,1992年7月最終週をNational Lyme Disease Awareness Weekとし,多くの州および衛生当局がLDに関する情報や資料を配布した。米国で最も発生が多いコネチカット州(1991年36/10万)で,電話による意識調査を200家族の家長について実施した。LDに関して「よく知っている」「感染の危険性がある」と答えた者ほどダニに咬まれない注意をしていることが明らかなので,教育プログラムの有用性が示された。

(CDC,MMWR,41,28,506,1992)






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