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Vol.14 (1993/2[156])

<外国情報>
レジオネラ症 1991−英国


 1991年に111例のレジオネラ症が報告されたが,これは1970年代後期にサーベイランス開始以来最低の発生数であった。報告では院内感染例13,海外感染例52,陸軍キャンプの集団発生から3例等が明らかにされた。患者の72%は男性,平均年齢は男55歳,女54歳。17名(15%)死亡。111例中21例(19%)は菌検出,57例(51%)は血中抗体価上昇(4倍以上)によって診断された。確定診断ができなかった33例(30%)中,高い血中抗体価を示したがペア血清のなかった例が27例あった。分離菌では,Legionella pneumophilaと同定された17株中血清型1が14株,3型および6型が各1株,また,3株がL.bozemaniiと同定された。

(CDSC,CDR,2,RNo.11,R130,1992)






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