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Vol.14 (1993/5[159])

<外国情報>
慢性疲労症候群(CFS)患者におけるレトロウイルスの検査,1992−米国


 CFSの病因はまだ明らかでないが,未知のレトロウイルスやHTLV−U,スプーマウイルスを原因として疑っているグループがある。今回,注意深くコントロールされたレトロウイルステストを用い,CFSとレトロウイルスの関連性を検討した。4つの地域から68症例および条件を一致させた同数の健康者のコントロールの血液材料をA,B2つの実験室に送った。AではHTLV−U様レトロウイルスを検出するPCR法を行い,Bではスプーマウイルスの典型であるフォーミーウイルスを検出するためリンパ球の培養を行った。いずれの検査を用いても症例とコントロール群の間の陽性率の差は認められなかった。

(CDC,MMWR,42,No.10,183,1993)






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