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1990年以降,新生児に対してb型インフルエンザ菌(Hib)ワクチンの接種を勧告,実施してきた結果,Hib感染症の発生は減少した。ワクチンの種類が増え,小児および新生児のワクチン接種回数も増えたため,この改善も含め,FDAは1993年3月,次の2種類のワクチンを認可した。
1)ActHIBはHaemophilus b conjugateワクチン(polyribosylribitol phosphate−破傷風トキソイド)でHibの感染予防の目的に使用される。
2)TETRAMUNEはジフテリア・破傷風・百日咳の三混ワクチンにHib conjugateワクチンを加えたもので,4疾患の予防ができ,接種回数の軽減につながるものである。
(CDC,MMWR,42,No.15,296,1993)
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