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Vol.14 (1993/12[166])
<外国情報>
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Vibrio cholerae O139−シンガポール
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1993年3〜5月の間に5例の輸入例からO139が検出された。5例中4例はインドからの旅行者,1例はインド旅行後に発症した人から検出されたものである。これらは下痢で入院した患者の糞便から検出されたV.cholerae non-O1を過去にさかのぼって検査した結果判明したものである。患者はいずれも治療によって回復した。また,二次感染もみられなかった。本菌に関しては引き続き注意が必要である。
(Singapore ENB,19,No.10,59,1993)
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