Vol.15 (1994/5[171])
イングランドおよびウェールズでは,男性同性愛者において安全でない性行動が増えていることが,各種の報告から示唆されており,PHLSエイズセンターでは男性同性愛者のHIV感染に関与する社会因子,行動因子を調査している。最近HIVに感染した男性同性愛者の生活様式が効果的な予防対策を立てる上での基礎となるため,1992年1月1日以降HIV抗体が陽転した男性がこの調査の対象となり,無記名の質問用紙が配られる。1994年内に100例収集することが目標である。 (CDSC,CDR,4,bR,9,1994)