平成7年7月28日



エイズサーベイランス委員会の結果報告について

　1. 平成7年5月1日〜6月末日までの間に，医師から各都道府県知事および指定都市市長に報告されたHIV感染者等は患者23名，感染者40名の計63名であった。患者および感染者63名の内訳は，

（1）感染原因別では，異性間的接触36名，同性間性的接触16名，その他・不明11名であった。

（2）性別では，男性51名，女性12名であった。

（3）年齢区分別では20歳代22名，30歳代21名，40歳代11名，50歳以上9名であった。

（4）国籍別では，日本人40名，外国人23名であった。

（5）感染地域別では，国内33名，海外15名，不明15名であった。

　2. 今回は，患者・感染者63名の報告のうち，36名が異性間性的接触によるものであった。このうち，日本人の報告は，男性17名，女性5名の計22名であり，感染地域は国内16名，海外5名，不明1名であった。また，外国人患者・感染者23名の性別内訳は，男性17名，女性6名であった。

　3. 今回7名の死亡報告があり，「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は609名となった。



厚生省エイズ結核感染症課


HIV感染情報（平成7年5月1日〜6月末日）
エイズ患者等の届け出状況（平成7年6月末現在）
（参考）凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
都道府県別HIV感染者数（患者を含む）