Vol.17 (1996/11[201])
1996年9月1〜8日に,計284名がコレラでマニラの病院へ入院した。汚染地区はマニラのパコおよびアンドレスである。5名が強度の脱水で死亡したが,ほとんどが15歳以下の子供であった。原因菌はコレラ菌小川型であった。9月7以降,入院患者は減少している。 (WHO,WER,71,No.38,288,1996)